FAシステム事業拡大に向け「第二FA開発センター」を建設:FAニュース
三菱電機は、名古屋製作所にFA機器の開発・設計棟となる「第二FA開発センター」を建設すると発表。FA機器の製品力強化や生産性・収益性向上を図る。
三菱電機は2016年1月8日、同社の名古屋製作所(愛知県名古屋市)に、FA機器の開発・設計棟となる「第二FA開発センター」を新たに建設すると発表した。投資額は約100億円で、2017年6月から順次稼働し、FAシステム事業の規模拡大に対応した開発・設計環境の整備を進めていく。
同社は今回のセンター建設により、次世代のものづくりに貢献する統合ソリューション「e-F@ctory(イーファクトリー)」の開発・設計環境を整備し、シーケンサ、表示器、サーボ、インバーターなどのFA機器の製品力を強化する。さらに、e-F@ctory Alliance(イーファクトリー アライアンス)におけるパートナー製品も含めた相互の連携強化を図る。
また、顧客と共にFA機器の動作検証や今後の製品開発を検討する共同開発ルームを開設。生産性・収益性向上に向けた課題解決に取り組むなど、さらなる顧客満足度の向上とFAシステム事業の拡大を目指すという。
開発センターの建築面積は約4400m2で、鉄骨造の地上7階建てとなる。環境・省エネ対策として太陽光発電システム、LED照明、e-F@ctoryを導入したエネルギー管理システムを採用している。
「第二FA開発センター」のイメージ
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