リスクモンスターが発表した「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」によると、業種別の就職したくないランキングで、「自動車・重機械」が2位に、「電機・精密」が5位にランクインした。
リスクモンスターは2015年9月25日、「大学1、2年生が就職したいと思う企業・業種ランキング」を発表した。公務員に加えて銀行業やマスコミへ人気が集まる一方、製造業は敬遠される傾向があることが浮き彫りになった。
同調査の対象は、大学1〜2年生の男女365人。業種別の就職したいランキングの上位は、1位「公的機関・仕業」(40.0%)、2位「金融・法人向けサービス」(22.7%)、3位「メディア」(20.0%)の順だった。
一方、製造業関連の業種では、7位に「電機・精密」(10.4%)、9位に「自動車・重機械」(8.8%)がトップ10の下位に入ったくらいだ。
逆に業種別の就職したくないランキングでは、2位「自動車・重機械」(11.8%)、5位「電機・精密」(7.4%)と、製造業関連の業種が上位に入ってしまった。
就職したい企業のランキングベスト20を見ると、銀行業やマスコミのランクインが目立つ。中でも人気が高いのは、1位と2位になった地方・国家公務員。公務員への志望は、合わせて47.2%と半数近くにも上る。
同ランキングにおける製造業のランクインは、リスクモンスターが2015年3月に就職活動生を調査対象に作成したランキングに比べて少なく、味の素、大塚製薬、キユーピー、資生堂、トヨタ自動車、武田薬品のわずか6社にとどまった。
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