ノートブック型のポータブル超音波画像診断装置医療機器ニュース

シーメンス・ジャパンは、ノートブック型のポータブル超音波画像診断装置「ACUSON(アキュソン)P500」を発売した。幅広い場面で、環境や患者の状態に影響されにくい、安定した画質を提供する。

» 2015年09月16日 12時00分 公開
[MONOist]

 シーメンス・ジャパンは2015年9月1日、ノートブック型のポータブル超音波画像診断装置「ACUSON(アキュソン)P500」を発売した。ポイント・オブ・ケア向けの製品で、さまざまな臨床環境や患者に幅広く対応する柔軟性と耐久性を備えている。

 ACUSON P500は、同社の上位機種に使用されている画質向上機能に加え、動きによるカラードプラのノイズを低減する機能を搭載。救急・外来・病棟検査などの幅広い場面で、環境や患者の状態に影響されにくい、安定した画質を提供する。

 また、15型タッチスクリーンは、タブレット端末のような直感的な操作が可能。装置に不慣れな医師でもストレスを感じることなく検査できるという。本体重量は約7kg。3つのプローブポートを備えた上下昇降可能な専用カートに搭載できる。

 起動時間は30秒以内で、バッテリーで最大60分駆動する。衝撃に強いソリッドステートドライブや、血液・薬液から本体を保護する専用カバーで故障リスクを低減できる。

photo ACUSON P500

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