コグネックスは、超高速サーチツール「PatMax RedLine」を発表した。新型In-Sightビジョンシステム3機種に搭載し、パーツ検査やコネクタ検査での広視野かつ高精度化の要求に対応する。
コグネックスは2015年5月18日、超高速サーチツール「PatMax RedLine(パットマックス レッドライン)」を発表した。
近年、自動車やエレクトロニクスなどのさまざまな業界で、広いカメラ視野から微細な欠陥を検出するというニーズが増加している。しかし、高画素化の進む画像処理システムでは、画素数の増加とともに処理時間も長くなり、検査精度と処理時間のトレードオフに課題があった。
PatMax RedLineは、PatMaxテクノロジーをベースに改良され、高解像度の検査において最大10倍の高速化を可能にした。同社では、500万画素の撮像素子を採用した新型In-Sightビジョンシステム「In-Sight 5705」「In-Sight8405」「In-Sight5705C」の3機種に搭載する予定。
これにより新型In-Sightビジョンシステムは、自動車部品の外観検査工程、ロボットガイダンス、エレクトロニクス業界の広視野かつ高精度でのパーツ検査やコネクタ検査などに対応するという。
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