DMM.make AKIBAはモノづくりに携わる人材育成を目的とした支援制度「DMM.make SCHOLARSHIP」の開始を発表。同制度に採択された個人もしくはチームに対して、DMM.make AKIBAの設備利用に関する支援を行う。2015年4月24日より第一期生の募集を開始する。
DMM.make AKIBAは2015年4月24日、モノづくりに携わる人材育成を目的とした支援制度「DMM.make SCHOLARSHIP」を同年5月1日より開始すると発表した。同制度に採択された個人もしくはチームに対して、DMM.make AKIBA内の設備利用に関する支援を行う。同年4月24日より第一期生の募集を開始する(関連記事:機材総額は5億円! DMMが試作から量産まで可能なベンチャー支援施設を開設)。
DMM.make SCHOLARSHIPへの応募条件は、DMM.make AKIBAを活用し「モノづくりログ」という投稿型Webサービスから可能な限り活動報告を行うことができる25歳未満の個人もしくはチームであること。年齢については応相談となっている。まずモノづくりログに登録を行った後、DMM.make AKIBAを活用してこれから行いたいプランや、現在取り組んでいるプロジェクトを送信すればエントリー完了となる。
採用された個人/チームは、DMM.make AKIBAの設備を利用する際に発生する初期費用(6万円)、月額料金(3万円)が免除される。さらにプロジェクトの内容や進捗状況に応じて、月額最大20万円までの機材利用費や材料費といった支援金が支給される。こうした支援の基本期限は1カ月、3カ月、6カ月の3種類があり、どれが適用されるかはモノづくりログに投稿した記事の内容や個別プレゼンテーションによる審査に基づく。期間の延長に関しても同様だ。
さらにDMM.make SCHOLARSHIPは、DMM.make AKIBAでスタートアップ企業の支援を手掛けるABBALabとIntel(インテル)が共同でスタートするエンジニア支援プログラム「Edison ABBALab Scholarship supported by Intel」などとも提携する。同プログラムに採用された場合でも、DMM.make SCHOLARSHIPによる支援が受けられるという仕組みだ。
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