子どもたちの想像力を形に! アナーバーの「Maker Works」Geeks便り(2/2 ページ)

» 2015年04月13日 11時00分 公開
[Geeks/MONOist]
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 訪問中に小学生低学年くらいの子どもたちが「Summer Camp」と称してレーザーカッタなどーの使い方を学んでいました。メンバーシップ制ですがお金に余裕がない人にはこの場所で決められた時間を貢献することによって(ボランティア活動をすることによって)この施設を使える仕組みを導入しています。「お金のせいでこの施設へのアクセスを制限したくないから」だそうです。

 Maker WorksがDetroit Maker Faireで出展していたブースがこちら。サーカスでもやってそうな大きなブースの中で、「the Nerdy Derby」(オタク・ダービー)が開催されていました。

 ここでは、小さな子どもたちが主体となったミニカーの製作ができます。左写真はミニカーの形状を決定するため、木材の側面に線を書いています。右写真はボランティアの方が書いた線に沿って木材をカットしてくれています。

 ヤスリで木材の角を削った後、たくさんの箱の中からアクセサリーを選び、接着剤を使って車をデコレーションしていきます(左写真)。希望すれば、プロフィール、ミニカーと一緒に記念撮影ができます。

 3台ずつレースを行い、センサーを用いてタイムを計ります。

 ここでは、子どもたちの想像力を形にできる素晴らしい場所が提供されていました。後に再度Maker Worksのホームページを見ると、少なくとも800人以上がこのダービーに参加しており、来場者のブースの関心の高さが分かります。

 デトロイトで訪問した2つのMakers Spaceは、特に運営者の思いがそれぞれ違った形で反映されていたように思えます。さまざまな信念を持ったMakers spaceが生まれてくることによって、今後より自分に合ったモノづくりの場所が見つけられるかもしれません。

https://geeks-keyofmake.com/geeks_map

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