タミヤの「ミニ四駆」やタカラトミーの「プラレール」を、スマートフォンから自在に操作できたら――。そんな夢を“乾電池を交換するだけ”で簡単に実現するスマートガジェット「MaBeee」が登場した。同製品を開発したノバルスの代表取締役を務める岡部顕宏氏に話を聞いた。
タミヤの「ミニ四駆」やタカラトミーの「プラレール」を、スマートフォンから自在に操作できたら――。そんな夢を“乾電池を交換するだけ”で簡単に実現するスマートガジェットが登場した。ベンチャー企業のノバルスが開発した乾電池型スマートガジェット「MaBeee(マビー)」だ。量産に向け、2015年11月11日よりクラウドファンディングサービス「Makuake」で資金調達を開始した。
MaBeeeは単3電池サイズのスマートガジェットで、無線アンテナ、Bluetoothチップセットなどを搭載。単4電池に装着して使用し、装着すればその電池の出力をスマートフォンのアプリ上からコントロール(PWM制御)できる。例えば、MaBeeeを装着した電池をミニ四駆で使用すれば、スマートフォンがミニ四駆の“アクセル”となり、遠隔から速度(電池の出力)を自由にコントロールできる。
出力のコントロールもさまざまな方法が可能だ。アプリ上のボタンを利用したシンプルなON/OFF制御や、スマートフォンの傾き、入力した声の大きさ、加速度などに応じた制御など複数用意されている。
クラウドファンディングでの調達金額目標は50万円。支援したユーザーには、通常販売より安価な価格での先行予約を受け付ける。価格はMaBeee2本パックが5980円、4本パックで1万1960円だ。発送は2016年4月ごろを予定しているという。
MaBeeeを開発したノバルスは、2015年4月に設立したばかりのベンチャー企業。MaBeeeが同社の第1弾製品になる。今回のクラウドファンディングに先立ち、同社の代表取締役を務める岡部顕宏氏に話を聞いた。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.