ホンダが、2015年秋の発売を予定している北米向け新型「シビック」は、新型「ステップワゴン」と同じ排気量1.5l(リットル)の直噴ターボガソリンエンジン「1.5L VTEC TURBOエンジン」を採用する。
ホンダは2015年4月1日(米国時間)、「ニューヨークオートショー2015」(一般公開日:2015年4月3〜12日)において「シビックコンセプト」を初披露した。
シビックコンセプトは、北米で2015年秋の発売を予定している新型「シビック」のデザインの方向性を示すコンセプトモデルだ。新型シビックは、4年前の2011年4月に発表された9代目に続く10代目モデルとなる。「力強く躍動感に満ちたエクステリアデザインと高い走行性能を発揮するための装備などにより、歴代シビックを大幅に上回るスポーティーさを追求した」(同社)という。
新型シビックでは、これまで北米で展開していたクーペとセダンに加えて、新たに5ドアハッチバックを投入する。シビックの5ドアハッチバックは欧州市場で展開されており、「ジュネーブモーターショー2015」で披露された新型「シビック TYPE R」のベース車として知られている。
新開発のプラットフォームとともに、新世代パワートレイン技術群「EARTH DREAMS TECHNOLOGY」の1つとなる、排気量1.5l(リットル)の直噴ターボガソリンエンジン「1.5L VTEC TURBOエンジン」を採用する。2015年4月下旬に日本で発売される新型「ステップワゴン」に搭載される1.5L VTEC TURBOエンジンは、北米では新型シビックが初採用となる。トランスミッションは、6速MTや新開発のCVTを用意し「爽快な走りと優れた燃費性能を両立する」(同社)としている。
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