1枚で8チャネルのRS-232Cシリアル通信ポートの増設が可能で、最高92万1600bpsの高速通信ができる。チャネルごとにボーレートの設定も可能で、ボーレートの異なる多種類の機器と同時に接続・通信ができる。
コンテックは2014年11月11日、省スペースパソコンに対応したLow Profile規格のインターフェイスボードを開発したと発表した。産業用途向けパソコン用拡張ボードの新製品となるもので、同年12月26日に発売予定だ。
今回開発された拡張ボードは、1枚で8チャネルのRS-232Cシリアル通信ポートの増設が可能で、最高92万1600bpsの高速通信ができる。チャネルごとにボーレートの設定も可能で、ボーレートの異なる多種類の機器と同時に接続・通信ができる。
添付のドライバソフトウェアにより、WindowsやLinuxの標準COMポートとして使用できる他、最大16枚のボードが同時に制御でき、COM1〜COM256までの設定が可能だ。
さらに、送信128byte、受信128byteの大容量FIFOバッファメモリを搭載。用途に応じてバッファサイズを調整することで、データの送受信ミスを防止できる。
ラインアップは、RS-232Cシリアル通信ボード2種(PCI Express対応「COM-8C-LPE」、PCI対応「COM-8C-LPCI」)と、8チャネル分の9ピンD-SUBコネクタに分配する分配ケーブル1種だ。価格(税抜き)はそれぞれ、4万2000円、4万円、1万1000円。COM-8C-LPE、COM-8C-LPCIとも、パソコンの拡張スロットサイズに合わせ、スタンダードサイズスロット用のブラケット(標準添付)と交換できる。
MONOist FAフォーラムのメールマガジンの配信を2014年7月よりスタートしました。FAニュースをはじめ、産業用ロボット、インダストリー4.0、PLCや産業用ネットワーク、制御システムセキュリティなど注目の話題をまとめてお届けしています。
ぜひ、メルマガ配信のご登録をお願い致します。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.