既存製品のオプションモジュール「INDEXER」「DeviceNet」との組み合わせが可能。モータを従来製品と比べて約80%小型化した他、高分解能24bit(約1677万パルス/回転)エンコーダを搭載した。
安川電機は2014年10月30日、ACサーボドライブ「Σ-7(シグマ・セブン)シリーズ」に、指令オプション取り付け形を追加したと発表した。
今回追加された指令オプション取り付け形は、すでに製品化されているオプションモジュール「INDEXER」「DeviceNet」との組み合わせが可能。INDEXERモジュールは、無料のエンジニアリングツール「SigmaWin+」により、テーブルに位置や速度、加減速度などを設定するだけで位置決めができる。I/Oと通信(RS-422/RS-485)による接続が可能で、PTP制御が必要な1軸の位置決めに利用できる。
また、DeviceNetモジュールは、DeviceNetを搭載した上位コントローラとの組み合わせにより、簡単にモーション制御ができる。主な用途は、半導体製造装置、電子部品加工・組み立て装置、自動車加工・組み立てラインなど。
速度周波数応答は3.1kHzで、振動抑制機能も強化した。モータを従来製品と比べて約80%小型化した他、高分解能24bit(約1677万パルス/回転)エンコーダを搭載している。
価格はオープンで、すでに同年9月22日から販売を開始している。
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