外部給電器のHonda Power Exporter CONCEPTは、全長830×全幅380×全高480mmで、重量60kg以下となっている。この外形寸法は、Honda FCV CONCEPTの荷室への搭載を想定して決められた。
出力端子は100V電源×6個、200V電源×1個となっている。100V電源でさまざまな電化製品を使いながら、住宅用の200V電源のエアコンも同時に動作させられるので、「避難所規模の大きな施設でも利用可能だ」(同社)という。
また電力変換にインバータ方式を採用しているので、動作させる場合に電力の品質が求められるようなPCなどの機器にも対応している。電動車両用電力供給システム協議会が策定する「V2Lガイドライン」に準拠する予定で、Honda FCV CONCEPT以外の車両にも使えるように開発が進められている。
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