ヤマハ発動機は、車両重量が15kg未満の電動アシスト自転車を2015年後半に市場投入する方針を明らかにした。開発コンセプトは「軽さを極める」で、「東京モーターショー2013」で披露した次世代コンセプトモデル「YPJ-01」のような製品になる見込みだ。
ヤマハ発動機は、車両重量が15kg未満の電動アシスト自転車を2015年後半に市場投入する方針を明らかにした。
これは、ヤマハ発動機社長の柳弘之氏が、2014年11月13日に東京都内で開催した電動アシスト自転車向け「次世代ドライブユニット」の発表会で言及したもの。この次世代ドライブユニットは、同社従来比で容積を16%、重量を約20%削減しており、同年12月に発表する予定の同社の電動アシスト自転車「PAS」の2015年モデルに順次搭載される。
次世代ドライブユニットを含めた電動アシスト自転車の「たゆまぬ進化」(柳氏)の延長線上として紹介したのが、2015年後半に市場投入する計画の、車両重量が15kg未満の電動アシスト自転車である。
開発コンセプトは「軽さを極める」だ。ヤマハ発動機の事業開発本部 SPV事業部で事業部長を務める森本実氏は、「製品の方向性としては、『東京モーターショー2013』で披露した次世代コンセプトモデル『YPJ-01(イプシロンプロジェクトゼロワン)』が参考になるだろう。PASとは異なるスポーティーな製品として、電動アシスト自転車の新たなカテゴリーを創造したい」と述べている。
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