パナソニック、安全回路構築をシンプルにするコントロールユニットを発売FAニュース

セーフティリレーユニット4台分の機能を1台に集約したことで、配線工数や制御盤の配線が簡素化できる。制御カテゴリ4、PLeまで対応する8つのプリセットロジックを用意し、プログラミングの知識は必要ない。

» 2014年10月29日 07時30分 公開
[MONOist]

 パナソニック デバイスSUNXは2014年10月6日、安全回路構築をシンプルにする「セーフティコントロールユニット SF-C21」を発売した。標準価格は4万8000円(税別)。

 SF-C21は、セーフティリレーユニット4台分の機能を1台に集約した新機軸のセーフティコントロールユニット。安全入力4×2点(8点)、制御出力2×2点(4点)を装備し、制御盤の配線が簡単にできる。サイズは高さ97mm×幅45mmとコンパクトで、省スペース化も可能。

 制御カテゴリ4、PLeまで対応する8つのプリセットロジックを用意するため、プログラミングの知識は必要ない。ロータリースイッチで選択する設計で、安全認証も取得している。

 また、無償の設定ツールソフト「Configurator SF-C」を使用することで、接続機器や制御ロジック、出力方法などのカスタマイズが可能。直感的・視覚的に操作できるインタフェースにより、機械安全以外の専門知識がなくても対応できる。

photo セーフティコントロールユニットSFC-21

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