1965年から発売している汎用クランクプレス「TPシリーズ」の最新マシン。抜き・曲げ・絞りなどの単発加工から順送の自動化までに対応する汎用性の高さが特長。
アマダは2014年7月2日、圧力能力450kN〜2000kNの「シングルクランクプレスTP-FXシリーズ」全6機種を6月から販売開始したと明らかにした。
TP-FXシリーズは、1965年から発売している汎用クランクプレス「TPシリーズ」の最新マシン。抜き・曲げ・絞りなどの単発加工から順送の自動化までに対応する汎用性の高さが特長で、ISO13849の構造規格にも準拠している。
標準装備の省エネ機能であるエコカウンター機能は、生産カウント数が設定値に達すると、自動的にモーターがアイドル状態になって消費電力を抑制する。もう一方のエコアイドル機能は、設定した待機時間に達すると自動的にモーターがアイドル状態になる機能。こうした機能により、従来製品と比べて「TP-80FX」で15.7%、「TP-150FX」で36.9%、消費電力を削減できるという。
TFTカラー液晶表示器も標準搭載され、視認性と操作性を向上。パネルPCによってプレスの稼働状況や保全情報を確認できるようになった。イーサネットも標準装備。PC/スマートフォン/タブレット端末で、稼働状況や保全情報、生産履歴の確認も可能だ。
販売価格は「TP-45FX」で645万円(税別)から。年間販売台数は、シリーズ合計で200台を目指すとしている。
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