アルテックは、「オートモーティブワールド2014」内の「第4回クルマの軽量化技術展」において、高強度の素材であるナイロンを用いた3Dプリンティングソリューションを披露する。
アルテックは、自動車技術の展示会「オートモーティブワールド2014」(2014年1月15〜17日、東京ビッグサイト)内の「第4回クルマの軽量化技術展」において、高強度の素材であるナイロンを用いた3Dプリンティングソリューションを披露する。
同社が販売するFDM(熱溶解積層)方式の3Dプリンタ「Fortusシリーズ」を開発しているStratasysは、2013年12月に初のナイロン素材となる「FDM Nylon 12」を発表している。FDM Nylon 12を用いれば、従来比で最大5倍の破損耐性、同2倍の破断伸び、より優れた衝撃強度を有する造形物の3Dプリンティングが可能になる。このため、自動車や航空宇宙、家電製品分野で、高い耐久性や耐振動性、耐化学薬品性が求められるような部品をより簡単に製造できるようになるという。
アルテックのブースでは、FDM Nylon 12を用いて作成した造形物のサンプルや、FDM Nylon 12を利用できる3Dプリンタ「Fortus 400mc」を展示する予定だ。
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