はんだ付けなしで基板の信号線と被検査製品とを同軸ケーブルで接続可能。隣接ピッチ12.7mmで使用できる。
ヨコオは2013年11月19日、高周波検査用治具「中継コネクタ」に「40GHz対応品」2製品を開発、2013年12月下旬に市場投入すると発表した。
プローブコネクタ「PC-K」はRF基板端部の信号線への接続中継コネクタ。基板検査の際、基板の端部をこの製品で挟み込むだけで、Kコネクタを基板にはんだ付けすることなく、基板の信号線と被検査製品とを同軸ケーブル接続可能。また、隣接ピッチ12.7mmで使用できる。
プローブコネクタ(スライドレール付)「PC-K-SR」は、PC-Kに前後スライド可能なレールを取り付けたタイプ。プローブコネクタを前後にスライドさせ、任意の場所で固定することが可能。 また、レール同士の嵌合組み合わせにより四角形の基板の4辺全てに対し、コネクタ芯線を直角に合わせることができる。
ヨコオでは、検査用治具について、性能を顧客の納得を得た上で販売するため、トライアルとして製品の貸し出しを行っており、今回の新製品についても同様の貸し出しを行う予定。
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