DIP4パッケージのダブルモールド構造を採用した強化絶縁フォトリレーの新製品。最大2Aのオン電流保証で、大電流制御が必要なファクトリーオートメーションなどに最適。
東芝は2013年10月7日、強化絶縁DIP4フォトリレー「TLP240」シリーズに、新たに大電流タイプを製品化したと発表した。沿面距離・空間距離7mmの「TLP241A」と、8mmの「TLP241AF」を同年11月から量産する。
オン電流の保証を従来品の4倍となる最大2Aとした。特に、大電流制御が必要なファクトリーオートメーション(FA)などに向けた製品だ。また、TLP240シリーズとして、DIP4パッケージのダブルモールド構造を採用。入出力間絶縁耐圧5000Vrms(AC、1分)の強化絶縁を実現している。阻止電圧は40Vを実現し、TLP240シリーズとしての阻止電圧ラインアップも40〜600Vまで広がった。
FA制御機器、電力量計・ガスメータ・水道メータ、スマートメータ、セキュリティシステム、計測制御機器、メカリレーの置き換え、医療関連機器などが主な用途。安全規格はUL/cUL/VDE/BSI/CQC認定取得予定で、全世界対応となっている。
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