MP2000シリーズの上位機種であった「MP3200/CPU-201」をさらに高性能化。ラダープログラム演算性能が1.5倍に向上し、MECHATROLINK-IIIで通信周期125μsに対応する。
安川電機は2013年9月24日、統合マシンコントローラMP3200用のCPUユニット「CPU-202」の一般発売を、同年8月9日より開始したと発表した。
CPU-202は、サーボ、インバータ、ロボットおよびビジョンシステムを融合した統合マシンコントローラ「MP3200/CPU-201」のさらなる高速化を実現する、MP3200用のCPUユニットである。より高速・高精度・高機能なモーションが可能になり、装置の高速化や、部品微細化による加工精度・軌跡精度の向上などにつながるという。
ラダープログラム演算性能は、CPU-201に比べて1.5倍に向上。アプリケーションで使用するレジスタアクセスも高速化した。また、標準搭載のオープンモーションネットワークMECHATROLINK-IIIにおいて、通信周期125μsに対応。通信周期125μsのΣ-V-EX001サーボパックとの組み合わせが可能となっている。
主な用途は、半導体製造装置、電子部品組み立て機、食品包装機、金属加工機、ロボット、印刷機械など。価格はオープン。
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