三菱電機は、2013年8月下旬発売のHDD内蔵 Blu-rayディスクレコーダー搭載録画テレビ「REAL」の「BHR4シリーズ」計2機種に、タニタの体組成計およびNTT西日本の光BOX+と連携する機能を搭載したことを発表した。
三菱電機は2013年7月24日、2013年8月下旬発売のHDD内蔵Blu-rayディスクレコーダー搭載録画テレビ「REAL」の「BHR4シリーズ」計2機種(LCD-A39BHR4、LCD-A29BHR4)に、タニタの体組成計やNTT西日本の光BOX+と連携することで“テレビの新たな使い方・楽しみ方”を提案する機能を搭載したことを発表した。
BHR4シリーズは、タニタのBluetooth通信体組成計インナースキャン「BC-505」で計測したデータを、Bluetooth通信により自動取得し、「体重」「体脂肪率」「筋肉量」「BMI」など、計8項目の計測結果をテレビ画面に表示できる。
BC-505から送られてくる計測データをBHR4シリーズが受信すると、テレビ画面上にアイコンでそれを通知し、計測結果を表示する。また、内蔵HDDに体重と体脂肪率の2項目のデータを蓄積することが可能で、手軽に日々の体重・体脂肪率の変化を確認できる(最大4人の蓄積が可能)。家庭内や個人におけるヘルスケアデータの管理は、PCやスマートフォンなどの情報機器で行うことが主流だが、高齢者層にはハードルが高く、テレビのような身近な危機で健康管理をしたいというニーズがあるそうだ。
さらに、テレビに接続(HDMI接続)するだけでインターネット動画や各種情報コンテンツを利用できる光BOX+「HB-1000」との連携も実現。BHR4シリーズで音楽CDを再生すると、楽曲の歌詞や関連情報を取得してくれる光BOX+のアプリ「FaRao LINK(ファラオリンク)」と同期して、音楽CDの再生と同期しながらカラオケのように歌詞をテレビ画面に表示してくれる。また、光BOX+の安否見守りアプリと連携してテレビの電源のON/OFF状況をメール通知したり、地震速報アプリと連携して緊急地震速報をテレビ画面上に表示したりできる。
同社は、今後発売する液晶テレビBHRシリーズおよびLSRシリーズにも同機能を搭載していく。また、将来的に、タニタが運営する会員制ヘルスケアエンタテイメントコミュニティー「タニタ健康くらぶ」が提供するサービスと連動できる仕組み作りを検討していく方針だという。
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