NECファシリティーズは、インフラ設備の運用・点検・保全な設備管理業務全般を請け負うアウトソーシングサービスの提供を開始した。
NECファシリティーズは、工場やオフィスのインフラ設備について、運用・点検・保全、行政対応など設備管理業務全般を請け負うアウトソーシングサービス「FMソリューションNef」を2013年6月4日に開始した。今後5年間で100ユーザーへの提供を目指しているという。
新サービスは、同社がアウトソーシングでインフラ設備管理を請け負い、企業が中核的な事業活動に専念できるようにするもの。人材育成体制を備え、有資格者5000人以上を抱える他、各種ノウハウを蓄積する同社が設備管理を行うことで効率的な設備管理が行える。工場やオフィスの設備管理は、競争力に直結しなくなりつつある一方、有資格者を用意しなければいけないなど、企業にとっての負担が大きくなってきている。
具体的なサービス内容としては、設備診断による省エネの実現、運用面でのコストダウン、ITシステム基盤の活用、などを行う。
運用面では、タッチパネルの「フィールドフォースオートメーションシステム(FFA)」により効率的な点検・検針業務を行う。またFFAを含む各種設備機器の管理データなどを一元管理するITシステム基盤を活用することで、顧客のインフラ設備の時系列分析や、NECグループで蓄積してきた各種データとの比較分析などが可能。これにより、設備の予防保全や、設備トラブルの原因究明による抜本的な対策などを検討できるという。
その他、省エネ診断を行い、費用対効果に基づいた更新計画の立案・実行や、水関連コストの低減につながる「エコクロスウォーターソリューション」なども合わせて提供。工場運営における総合コストの削減に貢献していくという。
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