Verilog HDLの記述スタイル 〜3学期【期末考査】〜完全マスター! 電子回路ドリル III(13)

電子回路ドリルシリーズもいよいよ大詰め! 今回は3学期編で出題・解説してきた“Verilog HDL”をテーマに期末考査を行います。

» 2008年11月27日 00時00分 公開
[横田一弘 埼玉県立新座総合技術高等学校 教諭,@IT MONOist]

試験概要

 “ハードウェア記述言語(HDL)”をテーマにお届けしてきた本連載もようやく【期末考査】を迎えることになりました。【問題1】から【問題11】までの内容は理解できましたでしょうか?

 今回の範囲は、主にこれまで紹介してきた“Verilog HDLの記述スタイル”に関する内容からの出題です。過去問題をきちんと理解していれば解ける問題ばかりです。自信のある方もない方もまずは期末考査の問題を解いて、知識の再確認をしてみましょう!

 期末考査の問題は全部で4問あります。各問題にはヒント(過去の問題へのリンク)が載せてありますので、分からない場合は過去問の解説を参考にしてください。

 それでは期末考査を始めます!


3学期【期末考査】スタート

第1問

以下のゲート回路をVerilog HDLのassign文で表してください

第1問

ヒント:【問題1】を参考にしてください。



第2問

以下のような機能を持つ「ALU(Arithmetic Logic Unit)」をVerilog HDLで作ってください

第2問

ヒント:【問題2】【問題6】を参考にしてください。



第3問

以下のような機能を持つ「アップダウンカウンタ」をVerilog HDLで作ってください

第3問

ヒント:【問題4】【問題5】を参考にしてください。



第4問

以下のVerilog HDLの回路に下図のような波形を加えたとき、どのような出力が得られるでしょうか? シミュレーションにより結果を確認してください

第4問

ヒント:【問題5】を参考にしてください。



試験を終えて

 お疲れさまでした。皆さんいかがでしたでしょうか?

 分からなくてもヒントを参考にして、くじけずに何度でもチャレンジしてみてください。時間がかかっても1問1問確実に理解しながら解いていけば、必ずやその知識が身に付くことでしょう。しつこいようですが“継続は力なり”です。

 さて、気になる期末考査の解答と解説は次回お届けします。お楽しみに! (次回に続く

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.