アルテックは、「オートモーティブワールド2014」において、自動車開発における3Dプリンタの活用事例を紹介した。デザイン性を求められるインテリア関連部品などの形状確認が中心だが、BMWのように量産車の製造に3Dプリンタを応用している事例もあるという。
ザイリンクスは、「オートモーティブワールド2014」において、プログラマブルSoC「Zynq-7000」を用いた車載カメラシステムのデモンストレーションを披露。国内外の自動車メーカーが2014年中に量産を始める市販車のフロントカメラシステムにZynq-7000が採用されることも明らかにした。
超小型電気自動車(EV)を開発する際にもリチウムイオン電池が課題になっている。モーターに対応した出力性能を確保するには数多くの電池セルを搭載する必要があるが、その場合はコストと重量が増加してしまい超小型EVの魅力が失われかねないのだ。村田製作所の高入出力リチウムイオン電池を使えば、この課題を解決できるかもしれない。
セイコーインスツル(SII)は、自動車技術の展示会「オートモーティブワールド2014」において、開発中の超小型MEMS加速度スイッチを使った衝撃検知のデモンストレーションを披露した。加速度センサーと違って常時通電する必要がなく、消費電力がゼロで済むことを特徴としている。
amsは、「オートモーティブワールド2014」(2014年1月15〜17日、東京ビッグサイト)でBMWなど欧米の自動車メーカーに採用されるホールセンサーなど、独自の強みを持つ車載デバイスの展示を行った。
太陽誘電が開発中の「車載用LEDドライブユニット」は、PWM調光が可能な点を特徴としている。これによって、LEDヘッドランプに昼間点灯ランプとしての機能を実装することが可能になるという。
車載半導体大手のInfineon Technologiesでエレクトリックドライブトレイン担当シニアディレクターを務めるマーク・ミュンツァー氏は、「欧州の自動車二酸化炭素(CO2)排出量規制はさらに厳しくなっていくが“抜け道”と言っていい対応策がある。それはプラグインハイブリッド車の開発だ」という見解を述べた。
スパンションは、マイコン、アナログ半導体、フラッシュメモリという3つの主力製品分野ともに、自動車向け製品の強化を進めている。2014年1月15〜17日開催の「国際カーエレクトロニクス技術展」(東京ビッグサイト)でも、製品化前の参考出品も含めで各主力製品分野で新製品の提案を行った。
ホンダが開発した壁掛けタイプの電気自動車(EV)用普通充電器「HEH55」は、太陽光発電システムと連系可能であり、Wi-Fiによる無線通信機能で充電状態をユーザーに知らせることもできる。
フリースケール・セミコンダクタ・ジャパンは、「オートモーティブワールド2014」において、ダイハツ工業やイマジニアリングと開発を進めているマイクロ波プラズマ燃焼システムを紹介した。
ホンダは、太陽光発電システムとの連系が可能な、壁掛けタイプの電気自動車(EV)用普通充電器「HEH55」を開発した。
村田製作所は、独自開発の高入出力リチウムイオン電池モジュールと異なるタイプの二次電池モジュールを併用する「高入出力型ハイブリッドリチウムイオン蓄電池モジュール」を新たに開発した。超小型電気自動車(EV)「ZieD α1」に搭載して、「オートモーティブワールド2014」に出展する。
ザイリンクスは、「オートモーティブワールド2014」内の「第6回国際カーエレクトロニクス技術展」において、プログラマブルSoC「Zynq-7000」を用いた先進運転支援システム(ADAS)の1チップソリューションを披露する。
アルテックは、「オートモーティブワールド2014」内の「第4回クルマの軽量化技術展」において、高強度の素材であるナイロンを用いた3Dプリンティングソリューションを披露する。
2013年1月16〜18日に、東京ビッグサイトで開催された自動車関連技術の展示会「オートモーティブワールド 2013」では、車載情報機器とクラウドサービスなどを組み合わせた「自動車とIT」の方向性を示す展示が披露された。注目展示をピックアップして紹介しよう。
カーエレクトロニクスが自動車の中核を担うと言われるようになって久しい。2013年1月16〜18日、東京ビッグサイトで開催された自動車関連技術の展示会「オートモーティブワールド 2013」では、国内外から数多くの半導体メーカーが出展した。本稿では、これらの半導体メーカーの展示で記者が興味深いと感じたものを取り上げる。
スマートフォン向けプロセッサで知られるクアルコムが、「オートモーティブ ワールド2013」に初出展。同社の電気自動車(EV)向けワイヤレス充電システム「Qualcomm Halo」を搭載するEVスポーツカー「Delta E-4 Coupe」を展示した。
大手ティア1サプライヤであるRobert Bosch(ボッシュ)の取締役を務めるDirk Hoheisel氏によれば、「Web技術の進化によって、2020年代には自動車もモノのインターネットに加わる」という。
船井電機は、「オートモーティブ ワールド2013」において、3Dバーチャル入力デバイスを展示した。STマイクロエレクトロニクスのMEMSミラーを用いて開発したピコプロジェクタモジュールの応用事例となっている。
ローデ・シュワルツ・ジャパンは、「オートモーティブ ワールド2013」において、電子機器が発する低周波磁界を測定/可視化できる「空間磁界可視化システム」のデモを行った。同システムの顧客は自動車業界が中心になっているという。
ソニーは、「オートモーティブ ワールド2013」において、自動車内部で映像や音声のデータを送受信するのに用いる高速インタフェースIC「GVIF(Gigabit Video Interface)」をアピールした。スマートフォンのフルHD化が車載情報機器にも波及するとして、伝送速度の高速化と伝送距離の拡大に対応しやすい光ケーブルを使ったデモを行った。
矢崎総業は、「オートモーティブ ワールド2013」において、電気自動車(EV)側のコネクタにワンタッチで接続できる「次世代DC充電インフラコネクタ」を展示した。2013年5月に出荷を始める予定である。
電気自動車(EV)ベンチャーのSIM-Driveは、「オートモーティブ ワールド2013」において、PSA Peugeot Citroenの小型車「Citroen DS3(シトロエンDS3)」をベースに開発したコンバージョンEV「DS3 Electrum」を公開した。2011年7月〜2012年1月の約半年間で開発を完了したという。
AZAPAは、プロセス分析手法の1つであるDSMをベースに、「Simulink」モデルの構造最適化ツールを開発している。
Mr.マリックばりの空中浮遊デモンストレーションを行ったのは、車載ネットワーク設計ツールを展開するベクター・ジャパンだ。
安川電機は、レアアースが不要なEV用モーターとして、永久磁石の替わりにフェライト磁石を用いるモーターを開発中だ。2012年11月にはサンプルを出荷できる見込み。
日本電産は、2010年10月に買収したEmerson Electricの技術をベースに、電気自動車(EV)用のSRモーターを開発した。SRモーターは、永久磁石が不要なため、レアアースを使わずに実現できるモーターの有力候補として注目されている。
『第3回国際カーエレクトロニクス技術展』と『第2回EV・HEV駆動システム技術展』が、2011年 1月19日から21日まで東京ビッグサイトで開催された。注目を集めるEV/HEV関連では、電動システムの展示だけでなく、EV用充電器の新製品も数多く見られた。
第2回目を迎えた『国際カーエレクトロニクス技術展』が、2010年1月20日から22日まで東京ビッグサイトで開催された。今回は『EV・HEV駆動システム技術展』が併催となり、EV/HEVの勢いが強く感じられるものとなった。本リポートでは、両展示会で特に目を引いた展示を紹介する。
東京ビッグサイトで2010年1月20〜22日に行われた電気自動車(EV)/ハイブリッド車(HEV)向け主要技術の展示会「EV・HEV駆動システム技術展(EV JAPAN)」では、本格的なEV時代の到来に向けたインフラ面でのソリューションとして、急速充電器/充電スタンドの展示に注目が集まっていた。
カーエレ JAPANの組込みシステム技術ゾーンに注目。開発効率化、品質向上、コスト削減に向けたツールやサービスを紹介する。
カーエレ JAPAN/EV JAPAN(2010年1月20〜22日開催)では、電気自動車やハイブリッド車が普及するために欠かせない技術を持つエレクトロニクス企業が注目を集めていた。次世代を担う電子部品メーカーの最新テクノロジーを紹介しよう。
カーレクトロニクス関連技術の専門展示会として、『第1回国際カーエレクトロニクス技術展』が、2009年1月28日から30日まで東京ビッグサイトで開催された。自動車と電機、いずれの業界も不況にあえぐ中、逆風と言ってよい環境下での開催ではあったものの、会場は活況を示した。
2009年1月28〜30日の3日間、東京ビッグサイトで開催されている、自動車関連の技術を集めた総合展示会「国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレ JAPAN)」のレポートとして、NECエンジニアリングの展示の模様を伝える。
2009年1月28〜30日の3日間、東京ビッグサイトで開催されている、自動車関連の技術を集めた総合展示会「国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレ JAPAN)」のレポートとして、今回はタッチパネルやスイッチ、コネクタ、カメラモジュールなどを軸にビジネスを展開しているSMKにカーエレ JAPANの展示について話を伺った。
2009年1月28〜30日の3日間、東京ビッグサイトにてカーエレクトロニクス関連の技術を集めた総合展示会「国際カーエレクトロニクス技術展」が開催されている。本稿では、車載用電池として欠かせない耐熱性や不揮発性などの特性に優れた、全固体リチウムイオン二次電池(開発品)を始め、4分野の高機能材料を出展する出光興産の展示内容を紹介する。
2009年1月28〜30日の3日間、東京ビッグサイトで開催される、カーエレクトロニクス関連の技術を集めた総合展示会「国際カーエレクトロニクス技術展(カーエレ JAPAN)」の直前情報第1弾として、カーエレ JAPAN 事務局長 岡部憲士氏と事務局次長 前薗雄飛氏からカーエレ JAPANの見どころについて話を伺った。