ザイリンクスは、「オートモーティブワールド2014」内の「第6回国際カーエレクトロニクス技術展」において、プログラマブルSoC「Zynq-7000」を用いた先進運転支援システム(ADAS)の1チップソリューションを披露する。
ザイリンクスは、自動車技術の展示会「オートモーティブワールド2014」(2014年1月15〜17日、東京ビッグサイト)内の「第6回国際カーエレクトロニクス技術展」において、プログラマブルSoC「Zynq-7000」を用いた先進運転支援システム(ADAS)の1チップソリューションを披露する。
Zynq-7000は、ARMのアプリケーション処理用プロセッサコア「Cortex-A9」をデュアルコア構成で搭載し、周辺機能や入出力機能(I/O)をFPGAのように再構成できるICである。展示ブースでは、このZynq-7000と車載カメラを活用したADASのデモンストレーションを行う。
まずは、ラジコンカーを使って、実車に近い状態でデモンストレーション内容を評価できる3Dサラウンドビューシステムである。ラジコンカーに搭載した複数の車載カメラの映像を、XA Zynq-7000にXylonのIP(Intellectual Property)を組み込んだ1チップソリューションにより、遅延なく3Dサラウンドビュー映像を表示させる。
この他、Zynq-7000の標準評価キット「ZC702」を用いて、リアカメラの映像から白線を検知することで車線からの逸脱を知らせるリアレーンデパーチャワーニング(RLDW)のデモンストレーションも行う。
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