スター精密は、スイス型自動旋盤のSBシリーズの新製品として、最大加工径13mmの「SB-12RII」を2027年春以降に販売することを発表した。医療機器、コネクター、ヒューマノイド関連をはじめとする小径精密部品加工を担う。
スター精密は2026年9月7日、スイス型自動旋盤のSBシリーズの新製品として、最大加工径13mmの「SB-12RII」を2027年春以降に販売することを発表した。医療機器、コネクター、ヒューマノイド関連をはじめとする小径精密部品加工を担う。
SBシリーズは2003年の販売開始以来、累計販売台数が3万台を超えるベストセラー機となっており、SB-12RIIは「SB-12R type G」の後継機となる。正面加工用刃物台の回転工具の最高回転速度を引き上げ、サブ主軸モーターと背面回転工具モーターの出力を向上させた。また、サブ主軸で把持できる部品の長さを最大80ミリメートルから105ミリメートルに拡大させている。
SB-12RIIの正面加工用の刃物台には、高い剛性を備えた同社独自の「スラント型すべり案内面構造」を採用。切削時に発生する荷重を減少させることで、安定した精度での長時間連続加工を実現する。
加工する部品の全長寸法に応じて最適な仕様に切り替えることができ、長い部品の場合は、材料の振れ止め装置の働きをするガイドブッシュ仕様により、加工物のたわみを抑制しながら高精度に加工できる。短い部品の場合は、ノンガイドブッシュ仕様への切り替えにより廃棄される残材が短くなり、材料コストの削減につながる。
正面加工用の刃物台にカートリッジ式クロスドリルユニット5軸型を採用。3カ所のカートリッジ対応ポジションには、加工部品の形状に応じてさまざまな工具ユニットの取り付けが可能となっている。
SBシリーズでは初となる斜め穴加工ユニットにより、斜め穴などの傾斜加工が可能となり、小径部品における複雑形状の複合加工にも対応する。現在開発中のスレッドワーリング(ねじ切り加工用)ユニット高速型では、最高回転数毎分5000回転を実現することで、小径ねじ加工において、サイクルタイムの短縮と加工面品位の向上を図っている。いずれもオプション。
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