タムロンは、レーザー溶接加工ソリューション分野への新規参入を目指して開発中の「ビームプロファイラ」の実機を「2026国際ウエルディングショー」に参考出展すると発表した。
タムロンは2026年9月7日、レーザー溶接加工ソリューション分野への新規参入を目指して開発中の「ビームプロファイラ」の実機を、「2026国際ウエルディングショー」(同年9月16〜19日、東京ビッグサイト)に展示すると発表した。
近年、医療機器や精密機器の小型化、高性能化の進行に伴い、溶接現場においても難易度の高い、銅やアルミニウムなど軽板、異種金属を溶接するニーズが高まっている。だが、レーザー溶接加工は、同じ出力条件であっても、照射ポイントにおけるレーザービームの焦点位置や空間強度分布(ビームプロファイル)が変化すると、加工ムラや焦点ズレ、飛散物(スパッタ)が発生し、均一な品質を保てない点が大きな課題となっていた。
そこでタムロンは、長年培ってきた光学技術を駆使し、レーザービーム径や熱分布の状態などレーザービームの状態をリアルタイムで計測/可視化する「ビームプロファイラ」の開発を進めてきた。
さらに要素技術である高出力レーザー用光学技術を用いた「レーザー加工ヘッド」の開発も進めており、2027年中をめどに、「ビームプロファイラ」と「レーザー加工ヘッド」の2製品を発売し、レーザー溶接加工ソリューション分野へ新規参入を目指している。なお、「2026国際ウエルディングショー」では、機械商社のナ・デックスのブースにて「ビームプロファイラ」を参考展示する。
タムロンは、2026年2月に新長期ビジョン「撮り、測り、つなぐ。人と自然の健康を創造する企業へ」を発表しており、従来の光学部品の供給にとどまらない、光学システムおよびサービスまでを包括的に提供する「総合光学・センシングソリューション企業」への変革を推進している。
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