富士フイルムは、加圧開始から終了までの圧力変化をリアルタイムに可視化する動的面圧センサーシステム「プレスケールモーション」の販売を開始した。既存の静的圧力データと組み合わせて高精度な測定を支援する。
富士フイルムは2026年9月7日、加圧開始から終了までの圧力のかかり具合をリアルタイムで可視化する動的面圧センサーシステム「プレスケールモーション」を発売した。専用のフィルムとコントローラーからなる面圧センサーと、アプリ「プレスケールモバイル」を導入したモバイル端末を連携させて使用するシステムだ。
プレスケールモーションは、加圧過程の圧力変化をリアルタイムに可視化し、併せて動的圧力データを取得できる。最大加圧時の状態を測定する圧力測定フィルム「プレスケール」とプレスケールモバイルで得られる静的圧力データとを組み合わせることで、圧力を静的、動的両方の観点から定量的に評価できる。
専用フィルムに設定されたキャリブレーションファイルをアプリへダウンロードすることで、事前作業なしで検査を開始。センサーとモバイル端末はBluetooth Low Energy(BLE)による無線接続に対応する。フィルムは0.2mm以下の厚みで、80×80mmと200×200mmの2種類をそろえ、推奨対応圧は0.5〜2.5MPaだ。コントローラーの周波数は約30Hzで、1024点の計測ポイントに対応する。
同システムにより、半導体ウエハー研磨時の接触状態の推移や、リチウムイオン電池の充放電に伴う膨張および収縮時の圧力変化を把握できるようになる。不具合の原因分析や工程条件の最適化に加え、歩留まり改善やメンテナンス効率の向上に貢献する。
「ダイシング」を知らずに後工程は語れない〜ウエハーがチップへ変わる出発点〜
前工程を知らずに後工程は理解できない〜半導体製造全体の流れをつかもう〜
12インチウエハー形状に適合、圧力検査向け測定フィルム発売
富士フイルムグループの先端半導体材料工場に新棟が完成 生産能力が3倍に向上
紙さばき作業自動化ロボットシステム、双腕の協調動作で分厚い束を把持Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Factory Automationの記事ランキング
コーナーリンク