IZUTSUYAは、3DGSで撮影したPLY形式のファイルをメッシュデータに変換するWebサービス「3DGS Mesh Converter」のβ版を公開した。Webブラウザ上の操作だけで、GLBやSTL、OBJ形式に変換できる。
IZUTSUYAは2026年8月19日、3D Gaussian Splatting(以下、3DGS)で撮影したPLY形式のファイルを、「Blender」や「Unity」などの3Dツールで利用可能なメッシュデータ(GLB/STL/OBJ)に変換できるWebサービス「3DGS Mesh Converter」のβ版を、同年8月18日に公開したと発表した。無料プランも用意している。
IZUTSUYAによると、3DGSは現実の見た目を忠実に再現できる一方、データが点(ガウシアン)の集合で構成されるため、従来型の3Dツールでの編集やゲームへの利用、3Dプリント出力などが難しいという。同社は、こうした3DGSデータをメッシュ化する際の課題に対応するため、同サービスをβ版として公開した。
3DGS Mesh Converterは、WebブラウザにPLY形式のファイルをドラッグ&ドロップし、変換方式を選ぶことでメッシュデータを生成できるサービスだ。専用ソフトウェアのインストールやGPUを搭載したPCは不要で、変換処理はサーバ側で行う。アップロード可能なファイル容量は最大500MBとなる。
同サービスでは、「計算変換」と「高精細AI変換」の2種類の変換方式を用意する。計算変換は生成AIを使用せず、元の3DGSデータの点の分布から幾何学的に形状を生成する方式だ。生成AIを使用しないため元データに忠実で、採寸や記録、現況把握などの用途に向いている。処理時間は数秒〜十数秒程度としている。一方、現時点では精度に課題があり、計算変換だけで良好な結果を得られるデータは限られるという。
高精細AI変換は、3DGSを4方向からレンダリングした画像をAIモデルに入力し、細部を補完しながらメッシュを生成する方式だ。ゲームアセットのような整った見た目になるため、提案資料やデモなどの用途に向いている。処理時間は2〜4分程度としている。なお、AIによる補正が入るため、元データから一部改変される場合がある。
変換したデータは、Webブラウザ上の3Dビュワーで回転させながら確認できる。元の3DGSデータのサムネイル画像も並べて表示されるため、ダウンロード前に変換結果を確認できる。
書き出し形式は、色やテクスチャー付きのGLB、3Dプリント向けのSTL、既存の3Dワークフローで利用できるOBJに対応する。変換履歴はアカウント内に保存され、再ダウンロードも可能だ。
※本記事は制作段階で生成系AIを利用していますが文責は編集部に帰属します(ITmedia AI倫理ポリシー)。
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