北米トヨタとリビアンが導入進める、最大造形長1mの大型3Dプリンタ:3Dプリンタニュース

Stratasysは、大型アディティブ製造プラットフォーム「F870 FDMシステム」を発表した。最大造形サイズは1000×610×610mm。北米トヨタの生産技術部門とリビアンオートモーティブが導入を進めており、治工具や製造補助具などへの活用を評価している。

» 2026年09月28日 09時00分 公開
[MONOist]

 Stratasys(ストラタシス)は2026年9月9日(現地時間)、大型アディティブ製造プラットフォーム「F870 FDMシステム」を発表した。北米トヨタの生産技術部門やリビアンオートモーティブが導入を進め、自動車用治工具や製造補助具、大型の固定具、組立工具、検査ゲージなどの用途で評価している。

F870 FDMシステム F870 FDMシステム[クリックで拡大] 出所:Stratasys

 F870 FDMシステムは、最大造形サイズが1000×610×610mmの産業用FDM(熱溶解積層)方式プラットフォームだ。ビルドプレートだけでなく造形空間全体を加熱する恒温チャンバーを採用し、チャンバー内での大型造形に対応する。

F870 FDMシステムの造形エリア F870 FDMシステムの造形エリア[クリックで拡大] 出所:Stratasys

 対応材料には、Nylon 12CF、ASA、ABS、新材料のFDM ABS Draft(Gray)をそろえた。中でも、カーボンファイバーを含むNylon 12CFは、製造現場の治工具や固定具に求められる強度、剛性、耐久性を備える。

 同社によると、F870 FDMシステムを使えば、製造現場で求められる再現性や耐久性、スループットを確保しながら、大型の治工具や固定具、製造補助具、最終用途部品を製作できるという。

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