Bfullは、Umiosの2026年度入社式向け特注オブジェ「未来Umios缶」を製作した。産業用3Dプリンタによる複雑形状の造形と既製品を組み合わせたハイブリッド工法により、品質とリアリティーを維持しながらコストの最適化を図ったという。
Bfullは2026年9月9日、同年3月に社名変更したUmios(旧:マルハニチロ)の2026年度入社式用特注オブジェ「未来Umios缶」を製作したと発表した。
Umiosは「海を起点とした価値創造力で『食』を通じて人も地球も健康にするソリューションカンパニー」をコーポレートアイデンティティーとして定め、パーパス「For the ocean, for life -海といのちの未来をつくる」を掲げている。これらに込められた思いを表現するため、「未来」「海」「地球」をデザインコンセプトとしたオブジェの製作がBfullに依頼されたという。
Bfullが製作した未来Umios缶は、直径40cm、高さ25cmの円柱形の大型オブジェだ。側面のグラフィックスは、海への敬意を示しながら、食を通じて地球規模の社会課題の解決に挑戦し続けるというUmiosの未来に向けた使命を表現している。
同プロジェクトでは、おもちゃ感のないリアルな質感、持ち運び可能な軽さと強度、コストの最適化が求められたという。
天面のプルタブなどの複雑な立体形状には、Bfullが保有する産業用3Dプリンタの技術を活用した。精巧に出力した上でシルバー塗装を施し、本物の金属缶のような質感を再現している。
一方、円筒の側面部分には既製品を活用し、高精細な光沢UV印刷シートを施したハイブリッド工法を採用。これにより、高い品質とリアリティーを維持しながら、予算内に収める製造プロセスを実現したとしている。
未来Umios缶は、2026年4月1日に行われたUmiosの入社式で披露された。式典では、同オブジェをタイムカプセルとして活用する企画が実施された。
新入社員一人一人が未来の自分へ宛てた手紙と、式典当日に撮影したインスタント写真を空の缶詰(35g)に封じ込め、新入社員80人分を未来Umios缶の中へ納めた。各タイムカプセル缶詰は、3年後に同期全員が集まる研修の場でそれぞれの手に渡され、開封される予定だという。
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