古野電気とアイコムが無線機とレーダー分野での協業開始、新たな価値創出へ製造マネジメントニュース

古野電気とアイコムは、無線機およびレーダー分野における協業開始に関する覚書を締結した。両社が培ってきた技術や知見を相互に活用することで、製品開発や事業活動に関する協業の可能性を具体的に検討していく。

» 2026年05月26日 10時00分 公開
[MONOist]

 古野電気は2026年5月14日、アイコムと、無線機およびレーダー分野における協業開始に関する覚書を同月13日に締結したと発表した。両社が長年にわたり蓄積してきた無線通信技術と船舶用電子機器の知見を融合させ、製品開発や事業活動に関する協業の可能性を具体的に検討していく。

キャプション 締結式の様子。(左から)古野電気 代表取締役社長執行役員の古野幸男氏、アイコム 代表取締役社長の中岡洋詞氏[クリックで拡大] 出所:古野電気

 古野電気は航海用レーダーなどの船舶用電子機器に強みを持ち、アイコムは無線通信機器分野で豊富な実績がある。両社は無線機やレーダー関連分野の事業環境の変化に対応するため、中長期的な発展に向けた意見交換を重ねてきた。継続的な協業により、両社の強みを相互に補完することで、新たな価値創出や事業機会の獲得につながると判断した。

 同協業では、無線機、レーダー関連製品の開発で協力するほか、関連部材やコンポーネントの共同購買によるコスト低減施策を進める。両社のリソースを最大限に活用できる今後の協業テーマについても協議を続ける。なお、今回の覚書は具体的な取引条件を定める前段階のものであり、具体的な内容については今後の対話を通じて決定する。

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