DMG森精機は、5軸制御立形マシニングセンタ「NMVシリーズ」の第2世代となる「NMV 3000 DCG 2nd Generation」「NMV 5000 DCG 2nd Generation」の販売を開始した。
DMG森精機は2026年3月30日、5軸制御立形マシニングセンタ「NMVシリーズ」の第2世代となる「NMV 3000 DCG 2nd Generation」「NMV 5000 DCG 2nd Generation」の販売を開始したと発表した。
NMVシリーズは、従来複数台の機械で加工していた工程を1台に集約でき、2006年の販売開始以来、航空、宇宙、金型、半導体、自動車などさまざまな業界で導入されてきた。
基本構造には従来機同様に、振動を抑制し加速度を高めるDCG(重心駆動)構造を採用した。Y軸とZ軸のツインボールねじは移動体の重心をバランスよく案内/駆動し、Y軸構造を強化することで従来機より剛性を49%向上したという(NMV 5000 DCG 2nd Generationのみ)。
主軸には高速主軸speedMASTERを新たに搭載。従来機では毎分1万2000回転だった標準仕様の主軸最高回転速度は、NMV 2nd Generationでは毎分2万回転となった。金型の加工や多数の小径ドリル穴加工で特に効果を発揮するspeedMASTERの毎分3万回転仕様も用意している。主軸回転の加減速時間や直線軸の加速度、工具交換時間も従来機より向上し、サイクルタイムを従来機比17%短縮した。なお、speedMASTERは無償保証期間を3年としている。
ユーザーインタフェースにはタッチパネル式画面とキーボード入力を融合した「ERGOline X with CELOS X」を搭載し、より直感的な操作を実現した。歯車加工に必要な機能をまとめた統合ソリューション「Gear Production」を活用することで、従来は専用機で行っていた歯車加工も1台に集約することが可能となる。歯車研削ユニットを搭載し、荒歯切りから研削までを工程集約する。
NMV 3000 DCG 2nd Generationのワーク最大高さは300mm、ワーク最大振り回し径は350mm、X/Y/Z軸移動量は500×350×510mm、テーブル最大積載質量は100kgとなっている。NMV 5000 DCG 2nd Generationのワーク最大高さは450mm、ワーク最大振り回し径は700mm、X/Y/Z軸移動量は730×510×510mm、テーブル最大積載質量は300kgとなっている。
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