理経は、PFASが高濃度で検出される懸念のある企業や自治体などに向け、室町ケミカルが開発した「PFAS吸着用イオン交換樹脂」の販売を開始した。幅広いPFASを物理的、化学的に吸着して除去する。
理経は2026年2月17日、PFAS(有機フッ素化合物)が高濃度で検出される懸念のある企業や自治体などに対して、「PFAS吸着用イオン交換樹脂」の販売を開始したと発表した。室町ケミカルが開発した製品で、ユーザーの処理対象や状況、条件に応じた適切なカスタマイズを提案していく。
同製品は、規制対象のPFOS、PFOA、PFHxSを含む長鎖PFASから短鎖PFASまで、幅広いPFASを物理的、化学的に吸着して除去する。一旦吸着したPFASは、遊離しにくい特徴を持つ。単位体積当たりの吸着容量が活性炭の5〜10倍大きいため、使用量を抑えて長期間使用できる。
PFASは、撥水性や撥油性、耐熱性に優れ、調理器具、衣類、泡消火剤など、幅広い用途で使用されている。一方で自然界で分解されにくく、環境中に残留しやすい上、飲料水から人体に蓄積されると発がん性や免疫機能低下などの健康リスクがある。2026年4月には、水道事業者に定期的な水質検査の実施、濃度が基準値を超えた場合は改善が義務付けられる予定だ。
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