フューチャーアーキテクトは、卸商社のあらたが進める業務変革とDX基盤構築を支援すべく、基幹システム刷新プロジェクトを開始した。独自開発したノーコードフレームワークにより、業務の標準化と自動化を進める。
フューチャーアーキテクトは2025年11月12日、卸商社大手のあらたが進める業務変革とDX(デジタルトランスフォーメーション)基盤構築に向け、同年10月より基幹システム刷新プロジェクトを開始したと発表した。
あらたは、化粧品や日用品、家庭用品、ペット用品などの卸売を中心に、販促企画や商品開発、物流センターの運営など幅広い事業を全国で展開している。今回のシステム刷新により、増大するシステムの保守運用コストを成長のための投資へ振り向ける。
フューチャーアーキテクトは2002〜2005年にかけて、あらたのシステム統合プロジェクトを担当した実績を持つ。卸売業固有の業務特性やシステム構造への理解を踏まえて、今回の刷新では独自開発したノーコードフレームワークを適用し、業務の標準化と自動化を推進する。
また、現行システムを科学的に解析し、AI(人工知能)やLLM(大規模言語モデル)を活用した効率的なプロジェクト管理、品質管理を実施する。
あらたの代表取締役社長執行役員 東風谷誠一氏は「全社的な業務変革と生産性向上、DXを自走できる体制構築を目指す」とコメント。フューチャーアーキテクト代表取締役社長 谷口友彦氏も「20年以上のパートナーシップを再開できることを光栄に思う。卸売業界に関する知見と最新技術を融合し、あらたの変革と成長を支援する」と述べている。
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