きもとは、フィルム不使用で対象物に機能を直接付与可能な液材料「高機能性液」の販売を開始した。顧客のニーズに合わせて調整可能で、用途別に設計した専用液となる。
きもとは2025年5月22日、フィルム不使用で対象物に機能を直接付与可能な液材料「高機能性液」の販売を開始したと発表した。顧客のニーズに合わせて調整可能で、用途別に設計した専用液となる。
高機能性液は、対象物に直接塗布することで、フィルムを使わずに機能を付与できる。遮光や粘着、ハードコート、光学制御など、用途に対応した性能を個別に設計可能だ。また、廃棄物や材料使用量を低減し、環境負荷を低減する。
製造業では近年、環境配慮や脱プラスチックに向けた取り組みが加速しており、無駄なく必要な機能のみを付与したいというニーズが高まっている。同社はこれまで、主にPETフィルムを基材とした機能性フィルムを提供していたが、PET不使用の高付加価値製品として液ビジネスの展開を開始。開発から試作、塗布まで、同社が一貫して顧客を支援する。
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