中国のEV急速充電は「kW」から「MW」の時代へモビリティメルマガ 編集後記

BYDのEV急速充電システム「Super e-Platform」は出力1000kW=1MWに到達したそうです。これからはMW急速充電の時代になるんでしょうか。

» 2025年03月19日 12時00分 公開
[朴尚洙MONOist]

 この記事は、2025年3月19日発行の「モビリティ メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


中国のEV急速充電は「kW」から「MW」の時代へ

 既に大きな話題になっていますが、中国のBYDが3月17日、1000kWのEV(電気自動車)急速充電システム「Super e-Platform」を発表しました。これまでは、テスラが主導するNACS(North American Charging Standard)規格に基づく急速充電システム「スーパーチャージャー」の最新バージョン「V4」の500kWが最高記録だったので、一気に2倍にジャンプアップすることになります。BYDいわく「5分の充電で400km走行が可能」ということで、ついにEVの急速充電がガソリンスタンドの給油時間に追いつくことになります。

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