AIエージェント元年といわれる2025年、モノづくりにどう使う?日刊MONOist月曜版 編集後記

いずれ全ての業務にAIエージェントが組み込まれる時代が来るかもしれません。

» 2025年02月03日 11時30分 公開
[三島一孝MONOist]

この記事は、2025年2月3日発行の「日刊MONOist」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。

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 2025年は「AI(人工知能)エージェント元年」といわれているそうです。AIエージェントとは、生成AIを含む複数のAI技術やデータ分析技術、デバイスなどを組み合わせ、人が介在することなくタスクを自律的に実行するシステムのことです。生成AIなど個別のAIがある一定の目的に対するタスクを人が(プロンプトなどで)指示して実行させ、目的を満たすアウトプットを得るのに対し、これらを組み合わせて自律的に最適なアウトプットにつなげられる点が違いだとされています。

 確かに、年明けに米国ラスベガスで開催された「CES 2025」、ニューヨークで開催されたリテール向けの展示会「NRF 2025」に取材に伺いましたが、どちらもキーテクノロジーとして「AIエージェント」を紹介しており、さまざまな業界で重要テーマとして挙がっていることが伺えます。

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