ヘッドウォータースは、自動車業界向けの生成AIサービスを強化する。第一弾として、車載エッジAIエージェントのラインアップを強化。今後はスマートファクトリーやSDV向け生成AIなどの展開を図る。
ヘッドウォータースは2024年12月2日、自動車業界向けの生成AI(人工知能)サービスを強化すると発表した。第一弾として、車載エッジAIエージェントのラインアップを強化する。
車載エッジAIエージェントは、車載エッジデバイス搭載AIがリアルタイムでデータ処理、意思決定を進め、人の介入なしに特定のタスクを実行する自律型インテリジェントシステムだ。衝突回避や障害物検知などの自動運転技術を強化できる。エッジAIにより、クラウドに依存しない即時応答が可能。また、セキュリティやプライバシーの強化にも寄与する。
今回強化する項目は、車載SoCで動作するローカルSLM(小規模言語モデル)、VLM(大規模視覚言語モデル)および車載アシスタント、マルチタスクエッジVLM、SLM最適化サービス、車載AIエージェント向けRAG、生成AI軽量化に向けた量子化対応、マルチエッジな生成AI、エッジLLMOps、自動運転向け映像解析技術となっている。
また、今後はスマートファクトリーやSDV(ソフトウェア定義型自動車)、業務効率化、プログラムコード自動化向けの生成AIや、AIを用いたパーソナライズが可能な車内体験UXなどの展開も図る。
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