レゾナックの蓄熱システムで月面の舗装や建物開発を行う利点とは?モノづくり総合版メルマガ 編集後記

レゾナックの「レゴリス物理蓄熱エネルギーシステム」についてつらつら語っています。

» 2024年07月18日 12時00分 公開
[遠藤和宏MONOist]

 この記事は、2024年7月18日発行の「モノづくり総合版 メールマガジン」に掲載されたMONOistの編集担当者による編集後記の転載です。


 ここ数日は涼しい日もありましたが本日(2024年7月17日)の首都圏は暑いです。読者のみなさまも水分補給を積極的に行い熱中症に気を付けてくださいね。なんとなくですが、このままどんどん地球の温暖化が進むと、遠い未来では国内で夏に50℃や60℃といった信じられない気温になるエリアもあるかもしれないと思うことがあります。加えて、暑すぎて生活できないという事態になっているかもしれないと、妄想を膨らませることもあります。

 では、「暑すぎて地球に住めなくなったらどうすればいよいのでしょうか」。さまざまな答えはあると思いますが、その1つに「月に住む」があると考えています。現状、大気がなく昼は100℃、夜はー170℃にもなる月面の環境で人間が生活するのは難しいです。ただ、現在国内外では月面開発に向けてさまざまなプロジェクトが始動しています。特に多くの人から関心が寄せられているプロジェクトは「アルテミス計画」だと思います。

 米国航空宇宙局(NASA)が主導するアルテミス計画は、2025年以降に月面に人間を送り、その後、ゲートウェイ(月周回有人拠点)計画などを通して、月に物資を運び、月面拠点を建設し、月での人の持続的な活動を目指すプロジェクトです。人が月面で活動できる拠点を建設するという点にSF映画のような壮大なロマンを感じますよね。

 実は国内の素材/化学メーカーでも素材開発を通して月面開発にチャレンジしている企業があります。それはレゾナックです。

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