デジタルツインを実現するCAEの真価

有限要素法入門 〜連立方程式の解法、変位の計算〜CAEを正しく使い疲労強度計算と有機的につなげる(3)(4/7 ページ)

» 2024年04月15日 09時00分 公開

変位−ひずみマトリクス[B]

 変位−ひずみマトリクス[B]を求めましょう。変位−ひずみマトリクスは、変位ベクトルをひずみベクトルに変換する行列です。次式で表されます。変位−ひずみマトリクス[B]は3行6列の行列となります。

式32 式32

 x方向ひずみεxは、式24式25を、式23に代入すればいいですね。

式33 式33[クリックで拡大]

 y方向ひずみεyも同様に、

式34 式34[クリックで拡大]

 せん断ひずみγxyも同様に、

式35 式35[クリックで拡大]

 式33式34式35を合体しましょう。

式36 式36

 変位−ひずみマトリクス[B]は以下となりました。

式37 式37

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