3種類の試薬で白血球5分類測定ができる自動血球計数装置を発売医療機器ニュース

堀場製作所は、3種の試薬で白血球5分類測定ができる自動血球計数装置「Yumizen H500」シリーズを国内販売する。クリニックなどでも導入しやすいよう、コンパクトで操作しやすい設計となっている。

» 2024年01月15日 15時00分 公開
[MONOist]

 堀場製作所は2023年12月21日、3種の試薬で白血球5分類測定ができる自動血球計数装置「Yumizen(ユミゼン) H500」シリーズの発売について発表した。2024年1月9日から国内販売する。

 Yumizen H500シリーズは、「Yumizen H500CT」とオートローダーを搭載する「Yumizen H550」の2種類。両機種とも、従来は5種必要な試薬が3種でよく、白血球5分類を含む37項目の血液成分を測定できる。白血球5分類測定に必要な検体吸引量は20μlと微量で、同社従来機「Pentra60」の53μlと比べて大幅に減少している。

キャプション 自動血球計数装置「Yumizen H500 CT」 出所:堀場製作所
キャプション オートローダーを搭載した自動血球計数装置「Yumizen H550」 出所:堀場製作所

 クリニックや中小規模の病院でも導入しやすいように、コンパクトで操作しやすい設計となっている。また、医療従事者の業務を軽減するタイマー機能や電子カルテとデータ共有できる機能も備える。

 白血球5分類測定は、アレルギー疾患の治療方針や投薬処方の判断材料として有効だ。しかし、従来の白血球5分類測定は5種類の試薬が必要で、装置の操作が煩雑なため、クリニックや中小病院では装置の導入が進んでいない。

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