JUKIは、2ヘッド仕様により、プリント基板に部品を装着するスピードを大幅に向上した「次世代汎用マウンタ LX-8」を発売した。また、マウンタの外観サイズはほぼそのままで、面積生産性が1.9倍に向上している。
JUKIは2023年8月8日、2ヘッド仕様により、プリント基板に部品を装着するスピードが大幅に向上した「次世代汎用マウンタ LX-8」を発売した。部品サイズ0.3×0.15mm〜65×65mm、10×90mmや50×75mm、高さ25mmまでの部品など、さまざまな種類の部品に対応する。
搭載ヘッドとして「匠ヘッド」を2基搭載。部品の高さに合わせて認識センサーが可変し、部品を吸着する際の動作ロスをなくした独自機構のインラインヘッドとなる。同ヘッドを1基から2基構成にしたことで、搭載スピードが2倍に向上している。
また、マウンタの外観サイズはほぼ変更せずに、ヘッドサイズをコンパクトにした。これにより、面積生産性が1.9倍に向上している。
フィーダ装着数は160本。幅広い部品種を装着可能で、大幅に段取り替え時間を短縮できる。
縦型モニターの操作画面は、スマートフォンのように直感で操作できる。トップ画面には優先度の高い機能を配置できるほか、多言語に対応。操作画面には消費電力が表示されるため、省エネへの取り組みに役立つ。
2024年春には、次世代汎用マウンタ LX-8の「プラネットP20Sヘッド仕様」と「匠ヘッド×プラネットP20Sヘッド仕様」の発売を予定している。
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