プジョーがコンセプトカーの内装に3DFashionテクノロジーを採用:3Dプリンタニュース
Peugeot(プジョー)は、コンセプトカー「Inception」の内装に、Stratasysの3DFashionテクノロジーを採用した。3Dプリンタでベルベット生地に造形を施したインテリアを製作している。
Stratasys(ストラタシス)は2023年7月14日、Peugeot(プジョー)がコンセプトカー「Inception」の内装に、同社の3DFashionテクノロジーを採用したと発表した。3Dプリンタでベルベット生地に造形を施したインテリアを製作している。
未来の電気自動車(EV)をイメージしたInceptionは、シートやフロアに100%リサイクルポリエステル製のベルベット生地を採用。3Dパターンが特徴の素材は、3Dプリンタの「Stratasys J850 TechStyle」を使用して製作された。
「Inception」はシートからフロアまでベルベット生地を使用[クリックで拡大] 出所:Stratasys
Peugeotは、Inceptionのテーマである生地素材と光の関係を捉えるため、単一素材の効果を利用。ベルベット生地にメタリックな色合いを選択し、Stratasys J850 TechStyleを使用して柔軟な生地に3Dプリンタで直接造形、半透明のマイクロアーキテクチャを製作した。フロアエリアは通常、保護シートで覆う必要があるが、Inceptionは直接生地に印刷できる3Dプリンタを利用。全体を伸びる素材で覆う代わりに、ベルベット感が見えるように残している。
ベルベット生地[クリックで拡大] 出所:Stratasys
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