安全性、安定性に配慮した組み立て済みFDM方式3Dプリンタ:3Dプリンタニュース
サンステラは、中国・深センに拠点を置くShenzhen Creality 3D Technologyのコンシューマー向けFDM方式3Dプリンタ「Creality 3D Sermoon D1」の取り扱いを2021年7月12日から開始したことを発表した。
サンステラは2021年7月19日、中国・深センに拠点を置くShenzhen Creality 3D Technologyのコンシューマー向けFDM(熱溶解積層)方式3Dプリンタ「Creality 3D Sermoon D1」の取り扱いを同年7月12日から開始したことを発表した。
同製品は、安全性、安定性に配慮した組み立て済みの3Dプリンタで、教育機関や公共機関などのソーシャルなスペースでの利用に最適だという。
コンシューマー向けFDM方式3Dプリンタ「Creality 3D Sermoon D1」 ※出典:サンステラ [クリックで拡大]
透明アクリルパネルとアルミ合金製フレームで筐体全体をカバーすることで予期せぬやけどやケガなどを防止。また、2つのアームによってZ軸を保持するデュアルZ軸保持機構を採用することで造形時の安定性を高め、高精度なプリントを実現する。
最大造形サイズは280×260×310mmで、積層ピッチは0.1〜0.4mmである。使用可能な材料は、PLA、TPU、ABSなどに対応。ホットエンドの近くにエクストルーダーモーターを取り付けたダイレクトドライブ方式を採用し、フィラメントの確実な送り出しを可能にする。また、造形ステージに造形物の取り外しが比較的容易なガラスプレートを採用する他、ホットベッドや自動回復プリント機能なども有する。本体サイズは500×500×531mmで、重量は20.5kg。なお、本体内蔵の4.3インチタッチディスプレイに表示されるメニューの言語は中国語と英語となる。
同製品の販売価格は8万7640円(税込み)で、同年7月31日までの期間、7万8000円(同)で購入可能なキャンペーンを実施している。
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