ファナックは、2020年1月にリリースしたCNC「FANUC Series 30i/31i/32i-MODEL B Plus」に高速モデルを追加した。高速CPUとCPU性能を最大限に引き出すソフトウェアにより演算能力を高め、CNC基本性能を大幅に向上させた。
ファナックは2021年4月6日、2020年1月にリリースしたCNC「FANUC Series 30i/31i/32i-MODEL B Plus」に、最新のマルチコアCPUを採用した高速モデルを追加したと発表した。
高速CPUとCPU性能を最大限に引き出すソフトウェアにより演算能力を高め、「Series 30i/31i/32i-MODEL B」の後継機種となるハイエンドモデルとして、基本性能を大幅に高めた。
前モデルからデザインを一新し、必要な機能の標準搭載と基本機能の大幅な強化を実施。高品位加工やサイクルタイムの短縮などを可能にする制御技術、工作機械に適した画面を作成するカスタマイズ機能、周辺機器との接続性を高める多機能イーサネット、CNCでロボットを簡単に操作できるCNC-QSSR機能を搭載する。
微小線分プログラムを実行する金型加工用工作機械や多軸多系統の複合加工機に高速モデルを適用することで、さらなる生産性向上と高品位加工が可能になる。
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