Formlabsは、30番目の自社開発レジンとして、優れた鋳造信頼性を備えるジュエリー向け素材「Castable Wax 40 Resin」を発表した。ロストワックス鋳造で使用する従来素材のブルーのカービングワックスと同様の仕上がりとなる。
Formlabsは2021年1月13日、優れた鋳造信頼性を備えるジュエリー向け素材「Castable Wax 40 Resin」を発表した。同社が自社開発した30番目のレジンとなる。
Castable Wax 40 Resinは、同社が開発したワックスを40%含む素材により、高い鋳造信頼性を備える。これまでロストワックス鋳造で使用されてきた、ブルーのカービングワックスと同様の仕上がりとなる。
この素材を用いることで、ジュエリー職人は、従来の方法よりも優れた汎用(はんよう)性とデザインの自由度を得られる。また同時に、作業フローをデジタル化することで効率化が図れるとする。
同社によると、この素材は米国の宝石研究機関GIAおよびジュエリーサプライヤーのRio Grandeと協力して開発したもので、最終用途のジュエリーを製造する上で理想的な品質を作り出せるという。
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