横河計測は、光通信関連機器用センサーモジュール「AQ2200-212」とデュアルセンサーモジュール「AQ2200-222」を発売した。高速光パワーメーターを搭載し、測定時間を最小100μsに短縮できる。
横河計測は2020年7月14日、光通信関連機器用マルチアプリケーションテストシステム「AQ2200」用センサーモジュール「AQ2200-212」と、デュアルセンサーモジュール「AQ2200-222」を発売した。
AQ2200-212は1台の、AQ2200-222は2台の高速光パワーメーターを搭載。光通信ネットワークに用いる半導体レーザー、光トランシーバー、光ファイバーといった光部品の生産ラインにおける試験、検査システムに適している。
両センサーモジュールは測定時間を最小100μsに短縮でき、試験や検査時間の削減に貢献する。また、AQ2200-212センサーモジュールは、受光パワーをアナログ電気信号で出力でき、パワー変動の高速モニタリングに対応する。
850、1310、1550nmなど広い波長帯をカバーし、+15dBm(1mWあたりのデシベル)の高出力光まで測定が可能。近年、高出力化する半導体レーザーや光トランシーバーにも対応する。
さらに、従来のセンサーモジュールでは難しかった光部品のI-L特性(駆動電流対光パワー特性)の測定を、連続で測定できるパワーの範囲を約30デシベルに拡大することで、高速かつシームレスに行えるようになった。
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