19種類の海外安全規格に対応、高機能CPU「Core i5」搭載のFAコンピュータFAニュース

コンテックは、19種類の海外安全規格に対応したFAコンピュータ「GPC-700」シリーズの受注を開始した。小型ながら高機能CPUの「Core i5」を搭載し、メモリ容量、ストレージ構成、OSなどが選択でき、かつ高い拡張性を有する。

» 2020年02月05日 07時00分 公開
[MONOist]

 コンテックは2020年1月8日、19種類の海外安全規格に対応したFAコンピュータ「GPC-700」シリーズの受注を開始した。注文時にメモリ、ストレージなどを選択する注文仕様生産方式で提供する。

 GPC-700シリーズは、同社が設計するMini-ITX産業用マザーボードを採用したスモールフォームファクタのFAコンピュータだ。小型ながら高機能CPUの「Core i5-6500 3.2GHz」を搭載し、メモリ容量(8GB、16GB)、ソフトウェアミラーリングのストレージ構成、OSなどが選択できる。また、LowProfileサイズの拡張スロット1基、Gigabit LANを3つ、USBポートを8つ装備し、高い拡張性を有する。

キャプション FAコンピュータ「GPC-700」シリーズ(クリックで拡大) 出典:コンテック

 これまでは、品質管理のためWindows PC部分の共通化を図りたくても、取得規格が問題となり、海外の仕向け先でWindows PCを調達しなければならない課題があった。GPC-700シリーズはグローバル展開を意識し、VCCI、FCC、CE、CCCの他、19種類にも及ぶ世界各国の安全規格に準拠しており、各国に製品を輸出している装置メーカーの課題解決に貢献する。

 また、仕向け先国に応じたACケーブルの選択も可能だ。OSも、Windows 10 IoT Enterprise LTSB 2016 64-bit、Windows 10 IoT Enterprise 2019 LTSC 64-bitから選択できる。

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