BlackBerry QNXとETASは、協業により、「AUTOSAR Adaptive Platform」に準拠した車載コンピュータやドメインコントローラー向けのソリューションを開発すると発表した。
BlackBerryの事業部門であるBlackBerry QNXは2019年11月14日、次世代のコネクテッドカー、自動運転車向けのソフトウェアプラットフォームを、ETASとの協業により開発・販売すると発表した。
両社は、BlackBerry QNXのリアルタイムOSやハイパーバイザーと、ETASが持つ機能安全、ベーシックソフトウェアに関する専門的な知見を統合し、「AUTOSAR Adaptive Platform」に準拠した車載コンピュータやドメインコントローラー向けのソリューションを開発する。
開発するソリューションは、機能安全規格ISO 26262の最高水準ASIL-D対応が求められるシステムにも使用可能で、マイクロプロセッサ搭載の車載コンピュータやドメインコントローラーのECU開発において、安全で高性能な基盤を提供する。
両社は今後、協業を通じて、先進運転支援システム(ADAS)、車車および路車間通信(V2X)、マルチメディア、無線(OTA)アップデートへの対応も目指す。
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