転職ドラフトが「プログラミング言語別の市場人気や年収の集計結果」を発表。2018年で指名数が最も多かったプログラミング言語は「JavaScript」で、平均指名年収額が最も高かったのは678万円の「Scala」だった。
リブセンスが運営する専門職の競争入札型転職サービス「転職ドラフト」は、2018年12月26日、「プログラミング言語別の市場人気や年収の集計結果」を発表した。
これは、2018年の転職ドラフト(第10〜15回)の結果をもとに、現在使われているプログラミング言語や、それらの言語に対する提示年収額を集計したものだ。
2018年の転職ドラフトにおいて、「プログラミング言語ごとの指名(スカウト)数」は「JavaScript」(指名数510)が最も多かった。続いて「Java」(同411)、3位が「PHP」(同384)、4位「Ruby」(同294)、5位「Node.js」(同238)だった。
「プログラミング言語ごとの平均指名金額(年収)」は、「Scala」が678万円で最も高かった。2位は667万円の「Go」 、3位は663万円の「Perl」だった。
転職ドラフト各回の平均提示年収額は600〜650万円程度で、今回の集計のトップ3は、同平均よりも高い平均提示年収額となっている。「Scala」や「Go」を扱う人材は、現場の需要に対して少ないとも言われており、年収提示額が高まる傾向があるようだ。なお、4位以下は「C」(655万円)と「C++」「Python」(いずれも646万円)が続いている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.