　Air Patch Batteryは、これらの材料を使用せず、水系電解液などを採用。また、材料を改良したことで、従来の水溶液系電解液を用いたラミネート電池に比べてエネルギー密度を2倍以上に高めた。外装には、1mm以下の薄型で、フレキシブル性を持つラミネート素材を採用。人体にパッチを貼り付けても違和感が少なく、1回使用ごとに廃棄できるため、衛生的だ。

　公称電圧は1.2Vで、標準放電電流は0.1～2mA。同社は今後、医療、ヘルスケア市場にAir Patch Batteryを提案したいとしている。

左：ディスポーザブル電池「Air Patch Battery」、右：パッチ貼り付けイメージ出典：マクセル

「医療機器ニュース」バックナンバー

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0.7Vの低入力電圧に対応した1次電池アーキテクチャ対応のウェアラブルPMIC
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